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漫画考察 漫画の描き方を考える

【復習:正面の描き方と眼力】
正面の顔の描き方と眼力(メヂカラ)について復習、再検証してみました。正面のアタリのつけ方も若干の追加をしています。

正面の顔のデッサン崩れの確認

恒例として正面の元の絵とそれを反転させた絵を見比べてデッサン崩れの確認をします。
正面元絵 正面反転絵

まず、元絵の段階で気になるのは正面といいながら若干、顔が矢印の方向に向いてしまっているのが減点といえます。今までは顔中央のパーツの乱れの方がひどかったので置いておきましたが今後はこの点も修正できるようになる必要があります。反転絵に関しても同じ点が気になりますが、新たなアタリの付け方にも多少慣れて来たみたいで少なくとも正面の顔の描き方2を描いてたときよりかはまともなような気がします。

アタリの付け方の追加点

今回の正面の絵では正面の描き方2で言っていたアタリの付け方に若干の追加要素を加えて描いています。やはり縦横の水平バランスをとるため、最初に十字線を引いた上で、二等辺逆三角形のアタリをつけ始めるスタートとなりました。
アタリ追加画像1 アタリ追加画像2
その後の目鼻を描いていくあたりの付け方は正面の描き方2と変わりません。もう一点新たなアタリをつけたのは上画像、右側の顔、下半分の三角形アタリです。これは目鼻の顔中央のパーツが顔の輪郭に対して中央に来ないことがあったのでそれの改善のため付けてみた次第です。正直はっきり効果があると自分でもいまいち解ってないですが。この絵はアゴを引いているという設定のため少し、上の三角形の辺りよりも縦が短いですが、ほんとの真正面であれば上下三角形を合わせてひし形のアタリと解釈しても良いでしょう。

白目の面積を広くすることで眼力アップ?

眼力については今回新たに気付いたのは一点だけなのですが、白目の領域が広いと焦点の定まりが強く感じられるのではないか、と。
元絵 白目の面積拡大 瞳孔縮小

あくまでも感覚としては白目の面積を広げるであり、上記右端の画像のように瞳孔が小さいレベルまでいくと正気を保った感じがなくなるので注意が必要です。 まぁ、自分としてもちょっとした差としか感じてないので客観的である皆さんの眼ではなんら変わらないという感じもあるかもしれません。キャラによっては瞳が大きいままのほうが良い場合もあるでしょうし。


関連テキスト:
正面の描き方2
正面の描き方
眼力(メヂカラ)のあるキャラ

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1月1日
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