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顔の描き順を変えることでデッサン力は上がるか?2
前回は輪郭から描き始めに対し、ここでは目から描き始める順序での感想をつづっています。


比較

とりあえず瞳から書き上げた結果の絵が下の左側のものになります。

目から描き始めたイメージ 輪郭から描いたイメージと素材元画像

まず瞳から描き始めの第一段階である線の少ないものですが、元々描き慣れない順序なので「次はどことどこの間隔を測ろう」という状態になりましたので描く時間自体は輪郭から描きはじめたのよりもかかっております。感触としてもよく解らないというのが実感でした。

そして描き進めたものになるのですがパーツの配置としての意味ではなく出来となると「濃い」な、と。まぁ、何度も線をなぞっている影響もあるのでしょう。 ただし、パーツの配置の正しさという点ではやはり輪郭から描き始めたものより整合性は高いと言えます。輪郭から描いた方で勝っている点としてはあごの先端の細さあたりかと。

正直、絵の出来(実際完成してるわけではありませんが。)としては顔の描き順を変えることでデッサン力は上がるか?の工程3、さらにはよりあっさりさせている工程2の状態が個人としては好きだったりするわけですが、基本をおろそかにして出来もへったくれもなく鳴れていない描き順で整合性が高いのならばそちらに伸び代が高いと見るのも当然の向きかと思いますので、ここから更なる試行錯誤もしてみたい所存であります。このように、もしスランプな時にこれを閲覧した方は自身で新たな描き順を模索してみてはいかがでしょうか?

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