笑顔の描き方
普通の笑顔や微笑・歓喜の表情といった基本的な笑顔についての基本属性を振り返ってみました。
ノーマル笑顔
挨拶的なときに見せる笑顔や写真を撮る際に「笑って」と言われたら見せる笑顔といったところでしょうか。画像ではほぼ通常の目鼻立ちに位置するタイプと各パーツを顔の中央に寄せるタイプで切り替えています。
個人的にはパーツを中央に寄せたほうがより「笑いの感情」がこもっているように思います。基本的に笑顔は頬の筋肉が上がるので、それにつられて下に位置する鼻や口も上がります。口が先か頬が先かはよくわかりませんw
逆に顔の中央より上にある眉・目は下げました。厳密にはこのような漫画特有の糸目笑顔は現実に置き換えると目が細まる感じでしょうから目の下側は上がるものですが眉毛とまぶたの二つが下りてくる動きの印象のほうが強いため穏やかさを強調するのであれば目も下げて良いのではないかと思います。もう少し陽気さがほしいというのであれば後述する歓喜型の眉・目を上げる部分を取り入れるのが良いでしょう。
歓喜型笑顔
アッパー系とでも言いましょうか。勝利のときやサプライズでの出来事などで見せる、前面・上方向への感情が見られるタイプの笑顔です。
3タイプ用意しましたがまずは通常の目鼻立ちの位置するタイプ。「アハ♪」程度の感情として見受けられます。芸能人の写真などで多く見受けられます。個人的にこの目が笑わない笑顔は嫌いですw
続いてすべてのパーツを上げました。「やった!」って所でしょうか。感情の高ぶりが加わって見えます。
最後はそこから眉と目のアーチ的な部分を上げます。これをやることにより歓喜+驚き・興味といった要素が追加できます。他にも眉毛を怒った感じにすると雄雄しい笑顔になったり、動向も縮めて驚き要素をさらに強めるなどもあります。
微笑み
微笑み方はノーマルよりもより穏やかに、上品にといったイメージでしょうか。僕のやり方だと目は完全に糸目にせず細める状態にしてます。パーツの上げ下げに関しては原則ノーマルと同じでいいと思うんですが口(口角)の上げは抑え目にしたほうが”らしい”感じになるんじゃないでしょうか。
ノーマル型のときにも言ってますが実物の筋肉の動きだと頬の筋肉が上がるので絵の感覚で言うと目の下側のアーチが上がることになり、口を閉じてるカットはその状態なんですが、目を下げた歯を若干見せてるカットに比べると穏やかさは劣る印象ですから、やはり穏やかさ・優しさを重視ということなら目は通常位置から下げるのが良いんじゃないでしょうか。
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