絶対必要なもの
原稿用紙、各種ペン、35cm以上の定規、封筒・送料（交通費）
原稿用紙
漫画雑誌への投稿であればＢ４サイズのメモリつき110kgを買うのが妥当と個人的には判断しています。50枚で500円前後です。 メモリがないものは幾分安いもののコマ割のときに余計な時間が割かれます。 とことんコストカットしたい人は無地なり安い画用紙などを見つけてくることになります。同人誌ではサイズは異なるようです。
用紙の重さは110kgのほかに135kgもありますが 当然重いほうが高いですし送るときも総重量が重くなるため 普通郵便では描いた枚数によっては料金の違いにかかる分かれ目に到達することもありえます。 インクののり方が気にならないのであれば薄いほうでかまわないと思います。
各種ペン
まずコマ割り専用の太さ0.8mm前後のとベタ用の筆ペンが必須です。 インクタイプは必ず耐水性を選んでください。水性はすれて汚れやすいですし、油性は紙ににじみやすいです。
ベタ用の筆ペンは個人的には毛筆タイプが使いやすいです。インクがなくなれば交換もできますし、なくなった後は墨汁・インクにつけてもいいでしょう。 毛筆タイプでキャップつきという点が後処理的に楽でした。 あとは後はキャラのペン入れに利用するペン先で描くタイプの人はペン先・ペン軸、ミリペンで描くタイプの人は複数のミリサイズを用意します。一つ一つでは高価なものを選ばなければ数百円で買えるでしょう。
定規
35cmあたりが個人的理想です。学校で使うような30cmでも何とかなりますがページいっぱいの斜めのコマ割や効果線を引きたい時など難しい場合があります。 また新たに購入する場合は透明でメモリ側の厚みが斜めになっているものを選んでください。 既存のものを使う場合厚みに傾斜がないものは１円玉などを両端に貼り付けて高さをつけてください。 これはインクで直線を引いた際、紙への擦れを防ぐものです。
封筒・送料
出版社へ送付の際に封筒代と送料がかかります。B4用紙を入れる封筒のサイズは「角A3」です。少ないパックなら200円もしないでしょう。送料は500ｇまでなら400円、1kg以下で600円です。
交通費
持ち込みに行ってダイレクトにエントリーする場合は当然交通費がかかります。持込する出版社が近所でもない限り送料より当然高いですが賞に入らなくても良い点･悪い点というものが訊けます。出版社によっては返信用封筒同封で批評してくれるところもあります。
ジョルダン：乗り換え検索
スタンダードに使われているもの
スクリーントーン、カッター、修正液・修正テープ
スクリーントーン
アナログ漫画の製作費用で一番かかるであろう物がおそらくスクリーントーンです。高いメーカーのものだとB4サイズ一枚で1000円近かったりします。 デリータ・ICあたりも300～500円前後のもので十分なのではないかなと思います。
カッター
トーンを使う場合はカッターも必然となります。 普段よく目にするのでもよいですがデザインカッターのほうが使いやすいのも確かです。 アマゾン
修正液・テープ
少しの汚れならこれらを使って隠します。100円ショップで売ってるものでかまいません。私はカッターで汚れた部分の紙を削る場合もあります
そのた必要に応じて
トレーシングペーパー・マスキングテープ
トレーシングペーパー
半透明の紙です。ベタや絵にかぶさるネーム（ふきだし）を指定するときは トレーシングペーパーにセリフを書いて指定部分の上に貼り付けて指定します。まぁ、普通の紙でもたぶん大丈夫です。ただ位置関係が半透明な分わかりやすいってことです。
漫画雑誌の上においてプロの絵をなぞる遊びも出来ます。線の描き方を体に覚えこませる可能性もあるため興味があればやってみてはいかがでしょうか。
マスキングテープ
トレーシングペーパーを原稿用紙に貼るために使用します。セロテープだとはがす際に原稿用紙を傷つける恐れがあるためです。
他にも筆を使った「しぶき」を表現する際、ふきだしの中や対象のコマ以外にまでしぶきがかからないようマスキングテープで対象エリア外を覆ったりすることもあります。